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2018.7.28

【 漆喰 】塗り壁であるワケ vol,3

営業の 勝 伊智郎 です

建築の間違った常識として、「塗り壁は汚れやすい…」と思われています

正しくは、「なんちゃって商品の〝塗り壁風〟は汚れやすい…」です!

ヨーロッパの街並みをイメージすると分かりやすいのですが、美しい街並みが容易に頭に浮かびます!

でも美しさを保つために、外壁の洗浄をしているわけではないのです

【 ↑「加布里モデル」2F窓より見える、白壁の街並み… 】

では何故洗浄しなくても美しさを保てるのかは、漆喰 の 強アルカリ多孔質 の特性が下記2点です

① 殺菌作用 ※強アルカリで汚れを分解・浮かす

② 自浄作用 ※降雨時、多孔質の中を流れる水量により自ら汚れを落とす

と汚れにくい特性を自然に持っているのです

ちなみに、鳥インフルエンザ等 疫病が流行した際、車道等に散布される〝白い粉〟が漆喰と同じ原料の消石灰で、強アルカリの性質により、強い殺菌作用を持ちます

塗料でも同じような特性の建材として 光触媒 があります

光触媒の性質を簡単に説明すると、①紫外線で分解 ②親水性で自浄 はするのですが、どうしても紫外線劣化がつきものです

この自然の自浄作用を発揮するためには、次の2点が大事になります

① 正しい材料 ※本物の自然素材で静電気を帯びない

② 正しい施工 ※一定以上の厚みをもたす

【 ↑ AJF 会社の外壁は、4年前にリフォームで土壁の上から塗り替えましたが、4年たった今でも、美しい白さを保ってます 】

つまり、

本物の漆喰 で 正しい施工 をすれば、塗り壁は汚れにくいのです

ただ、汚れないワケではないので、住宅のプロとして、

「汚れの付きにくい建築の工夫」は随所にありますが、それはまた次の機会に…

次回は「塗り壁は割れやすい…」について

これも先に言っておくと、

「割れは下地の作り方次第しだい…」

なんでもそうですが、表面だけでなく中身が大事なんです…