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時代の流れ

202205/10
スタッフ日記

こんばんは。

shiinoです。

私は住宅業界で働き始めて

かれこれ20年は超えている感じなのですが

(計算すると…ちょっと切なくなりました💦)

『建築』というくくりの中の

『住宅』という中で仕事を

させていただいていて

これが20年超えています。

 

時代とともに、

流行りや基準も変わっていきますが、

何よりも時間の使い方が変わりました。

本当に今は便利な世の中になったなぁと

振り返るとそう思います。

 

今日は私が経験をした、時代の流れのお話を少し。

私が入社したころ(2000年?)は、パソコンもデスクトップ。

『エクセル』を使えない私は、

ただひたすらに1社目の積算会社で見積の入力。

ここで、ブラインドタッチを習得💻✨

 

次の会社以降、住宅の仕事をすることになるわけですが

今でこそ、

図面の印刷はパソコンからプリンタで出力

が当たり前ですが、

当時はまず、トレーシングペーパーで原紙を作り、それを青焼き機で複写する

という流れでした。

原紙を作るためには、

①『ドラフター』で手書き

②『プロッター』で出力+補足で手書き

のどちらかで完成させて、それを『青焼き機』で複製していきます。

⇓ドラフター

 

⇓プロッターという自動で鉛筆やペンで図面を書いてくれる

当時は優れもの。

ただし、出力に30分位はかかっていたような…

住宅の図面も今はA3サイズが主流ですが

青焼きの場合はA2サイズ(A3サイズの2倍)が主流でした。

 

青焼きで出力した図面です⇓

見た事ありますか~?

A2をA4サイズに綴じるための折り方とかも

ありました。

 

ちょうどそのころから、

『マイホームデザイナー』などの

お客様に簡易的にお見せできる

ソフトが出回るようになりました。

これは本当に画期的でした。

図面入力が簡単にできるわけですし、

間違えたら、元に戻るボタンもあります。

出力もプリンターで数秒で出ますし。

おまけにカラーでも出せます。

 

住宅会社によって、

打合せのやり方などは違いますが、

 

注文住宅で一番大事なものは

『イメージ』を共有できること

なんじゃないかなと今までの経験の中で思います。

 

建売住宅であれば、

そこに本当のものが存在するわけですが

注文住宅となると

今から作り上げていく。

だからこそ、今でもどんなにパソコンの技術が

上がっていっても

人の頭の中にあるイメージを自動では表現できないと思います。

そこには、モデルハウスであるものだったり

ちょっとしたサイズ感や今まで見た写真などだったり…

アナログではありますが、

ちょっとしたニュアンスや思いが伝わりやすいか

かなと思います。

そういった意味では最近

『Instagram』とか『ルームクリップ』など

SNSでの投稿が写真とともにUPされるので

参考にされている方が多いと思います☺

 

 

本当に便利な時代になりました。

 

便利な時代の中でも大切なものは

続いていくものでもあります。

 

これから時代が変わっても

愛着をもって

心地よい暮らしをしていける家づくりを

していきたいなぁと思っています☺