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大切な家を支える大事な「基礎工事」

202502/07
スタッフ日記

「家を支える基礎」についてお話したいと思います。

注文住宅の建築で最初に取り掛かるのがこの基礎の工事になります。

基礎工事の工法は、主に杭基礎直接基礎の2種類。

直接基礎の中でも布基礎べた基礎という工法があり、

布基礎が柱や壁の下など必要な部分のみ基礎を施工しているのに対して、

べた基礎とは床下を含めて全面コンクリートで施工している基礎の事です。

 

AJFの家では、「べた基礎」を採用しております。

なかなかじっくり見たことがない方も多い基礎工事の工程をご紹介♪

①遣り方出し

建物の位置や高さ、水平の基準を決めるための作業を行います。

②掘削工事

「根切り」とも呼ばれます。基礎をつくるために地盤を掘り起こします。

③砕石敷き、転圧

基礎形状に合わせて地面を掘削し、砕石を敷きと転圧を行い基礎の基礎作りを行います。

④防湿シートを敷き、捨てコンクリートを流す

基礎形状を正確に造成するために捨てコンを外周部に施工します。

基礎下の地中から湿気が床に侵入するのを防げるだけでなく

シートを敷くだけでシロアリ対策ができる

基礎用防蟻防湿シート「ターミダンシート」を採用。

なぜ捨てなのか?と思いませんか?
ステイ=とどまるからとか、メインコンクリートの犠牲になってという意味とか、諸説あるみたいです・・・

 

⑤鉄筋組みと型枠を作る

建物を支える骨組みとして重要な役割を担っている建物の基礎に鉄筋組を行い、

コンクリートが建物の外周に流れ出ないよう、基礎外周に型枠を組み立てます。

第三者検査機関による配筋検査も行われます。

配筋は基礎の寿命や強度に直接影響がある非常に重要な工程で、

建築基準法などでも様々なルールが決められています。

⑥生コンクリート打設(床ベース)

配筋検査が終了したら、いよいよ生コンを床ベース部分に打設します。

↑ 注入された生コンを平にならすのは基礎職人の技!!

⑦基礎内部の型枠組、アンカーボルト設置

基礎内部の型枠を組んで鉄筋にホールダウンやアンカーボルトを設置。

建物の耐震性や安全性を高めるために重要な作業です。

⑧生コン打設(基礎立上り)、基礎断熱工事

基礎の立上りの部分にコンクリートを隅々に流し込みます。

この時に、弊社では基礎立上り部分に「カネライトフォーム断熱材」をいれます。

⑧養生、枠バラシ

コンクリートが乾いたら完成ですが、養生期間が設けられます。

この養生期間を得て十分な強度を発揮することができます。

コンクリートの不良やひび割れも確認します。

⑨仕上り、基礎断熱敷

基礎が仕上がったら、基礎の立上りにも入れた

「カネライトフォーム断熱材」を基礎の床面(土間)にも入れていきます。

 

・・・・・

ここでようやく基礎工事が完成!

基礎工事着工してから約1ヵ月くらい。
このように見えない部分ですが、重要な場所なので作業工程も多く時間がかかります。

建物が建ってしまえば見えなくなるので、家を建てる際には基礎工事の期間中に見学されることをオススメします♪

 

現在、早良区内野にあるモデルハウス以外にも進行中の現場がいくつかございます。

・現在基礎工事、棟上げも終わり大工さんが入っている現場

・基礎工事真っ最中の現場

・3月に基礎工事着工予定の現場

お気軽に見学のお問い合わせお待ちしております。

 

現場監督 SHIMAI

 

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