家族にやさしいフレンチスタイルの家

こんにちは、AJF Style 営業の 勝 です！

今回は、輻射熱について考えてみます。

住宅性能を考えるうえで大切要素の一つである『断熱』は、熱の移動（伝わり方）をどう止めるのかという点を重要視していますが、そもそも熱の移動の3原則は下記3点となります。

熱移動の3原則　【伝導】　【対流】　【輻射】

一般的に住宅建築で使用されている断熱材、グラスウール・ロックウール・発泡ウレタン、そして AJF Style 推奨断熱材である セルロースファイバー 断熱は、対流と伝導熱に対しては有効ですが、家の熱移動全体のわずか25%と言われています。
残り75%は【輻射熱】によってもたらされます。
つまり、住宅の断熱性能において、【輻射熱】対策がなされているかは、かなり重要な点となります。

AJF Style の考える『いい家づくり』では、【輻射熱】対策として、アメリカ製の

Rフォイル （ダブルバブル層+両面遮熱アルミ）を標準採用としてます。
※2重のポリエチレンエアーキャップを、特殊アルミで挟んだ7層構造の薄型遮熱シート

熱移動のおさらい、

【伝導】
物を伝わって熱が移動する現象
コンロと鍋のように、物質と物質が直接接触しているコトにより、物質の中を熱が伝わっていく現象です

【対流】
空気が移動・動くことで、熱が移動する現象
冬に窓を開ければ暖かい熱が逃げるように、空気の移動による熱の移動
暖かい空気が上昇し、冷たい空気が下がるコトも対流現象です

【輻射】
熱が直接放射される輻射と、熱を発するものは全て輻射熱を放出し熱源となる現象
太陽の熱は空気を通し、あらゆる方向へ伝わり、その熱は接触した物質の表面により、吸収されたり、跳ね返ったりして、新たな熱源となります
※夏の昼間にアスファルトが熱いのも輻射熱

以上のことより、
【伝導】と【対流】熱を防ぐコトと同じくらい、【輻射】熱を考えるコトが重要になるため、AJF Style では、
Rフォイル を全棟標準採用しています。

そして重要なのが、輻射熱を防ぐことが、今住宅の中で一番の問題である、壁体内結露防止につながるのですが、その話はまた次回…

《 推奨建材 》
住宅の湿害対策に、調湿木炭 炭八
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