ブログ

ブログ詳細

住宅の性能

202408/30
スタッフ日記

こんばんは、岡本です。

これまでのブログで住宅性能のお話は何度も出てきたと思いますが、今回は改めて弊社住宅の性能について少しお話したいと思います。

 

皆様は新築住宅を建てる際どこに重点を起きますか?

コスト?デザイン?営業?土地?それぞれのライフスタイルによって千差万別ですよね。

 

来年から始まる断熱等級の新たな法改定で、規定を下回る住宅は今後建てられなくなる事はご存知ですか?

(弊社では改定以前より規定の1、2段階上の等級で家づくりを行っています。)

それも踏まえ、昨今では住宅の性能に重点をあてて、家づくりを考えるお客様が増えてこられました。

ちなみに日本一戸建て住宅を売っている工務店も、全面的に高性能住宅を宣伝にしています。

断熱性、気密性、耐震性、耐久性、省エネと明確な定義はありませんが、それぞれの性能が高い住宅が高性能住宅と言われており、またゼロエネルギー住宅(ZEH)や長期優良住宅の基準を満たした住宅も高性能住宅と言われます。

 

弊社物件の断熱性能は言わずもがなですが、今回はお客様からよくご質問される気密性能についての内容です。

一般的に気密性能値(c値)が1.0以下だと高気密住宅と言われ、弊社住宅はc値0.6前後を平均的に取っています。

c値1.0とは、家全体の床面積に対して、約ハガキ1枚分ぐらいの隙間相当数(小さな隙間の数)がある数値で、意外と家全体からすると小さな隙間なんですね。

 

通常は専門の業者さんに依頼し、少なくない金額で気密調査を行うのですが、弊社は気密測定器を自社で持っているため、毎現場建築途中に気密調査を行い、お客様に快適に過ごせていただけるよう気密処理を行っております。

ちなみに下の写真が気密測定の風景ですが、全ての窓や換気口を塞ぎ、1箇所の窓に機械を設置します。

家の空気を外に排出していき隙間の量を計測するのですが、この時に壁などの外に繋がる小さな隙間から風が流れ込んでくるため、測定中はあちこち走り回り風が流れ込んでくる所を調べテープやシーリングで隙間を埋める作業をしています!

大工さんも興味津々で観察中

今回は気密の事を少しお話ししましたが、ただ気密性能が良いから快適に住める家 ではなく、ここでは省きますが気密が良すぎる事でのデメリットもあるんです。

弊社では性能は勿論、換気やデザイン、床の材種や漆喰を使う理由など一つ一つの使用する材料、トータルバランスを考えた家づくりを行っております。

社員一人一人が住宅のご説明が出来るよう、日々勉強していますので、家づくりの事でご相談があれば気軽にお聞き下さい(^^)

他の材料のお話はまた今度。