デイサービス・えいる
フラットな入口と車いすも利用可能なスロープ
広々としたホール
事務処理をしていても利用者さんを見渡せる位置にスタッフ用の机
アーチの壁とカウンターでカフェのような見た目
大きめ鏡に洗面器は2つ。みんなでつくった素敵な飾り。
混雑しないように広くつくられた脱衣室
見るだけで気分が上がりそうな、天使の翼をモチーフにしたロゴ。
【 えいる 】
近年増加傾向にあるデイサービス、
だがここ「えいる」はオーナーの考え方だけではなく
AJFならではの漆喰を活かしたアーチ壁や
カフェのようなキッチンカウンター、顔となる正面の外観。
看板がなければただのオシャレな平屋にしか思えない造りで、
スタッフも利用者も漆喰の心地良さを感じながら
庭では様々な食物を育てて楽しく過ごしている。
********お施主様の当初の要望や悩み********
・機械的な見た目にしたくない
・どこにいても目が届くようにしたい
・利用者主体なサービスができるようにしたい
・キッチンは混雑する可能性が高い
*********AJFからの提案ポイント*********
✎Point1:飾り窓やアーチ壁などのアクセントを付けましょう。
・通常のAJFSTYLEな外観だけでも漆喰で特別感は出ますが、
外には飾り窓や小屋根を付けてかわいらしさを。
室内は建具の色を揃え、
開口部分はすべてアーチ壁にしやわらかい雰囲気を演出しました。
✎Point2:極力区切りを減らし繋がりのある間取りに。
・おおきなホールの真ん中ほどの位置にスタッフの業務机を製作しホールはもちろんのことながら、玄関の出入りにも目が届くように。奥にあるオーナー室も間にあるキッチンに開口をつくり正面を向けば玄関先まで見えるような形に。
✎Point3:応接間を2wayにして利用者さんへの視線を減らしましょう。
・玄関から直接入れる応接間はもちろん個室になっていますが、利用者のご家族が来た際にはホールを覗きたいもの。なので応接間とホールに扉を付け中まで入らずとも覗ける形に。結果的に感染症対策にもなります。
✎Point4:作業できるカウンターを三方向につくりましょう。
・そもそものキッチンスペースを広くするのはもちろんながら、AJFならではの造作力を使い食器棚の真ん中に使いやすいカウンターをつくり。出来た料理はホール側に作ったカフェのようなカウンターからすぐ配膳できるように工夫しました。
**********ポイントまとめ**********
・結局利用者さんもスタッフもどちらにもいいように作りたいから奇抜なことはできない。
・機能性や回遊性を邪魔しないアーチ壁を積極的に取り入れ、扉の色は統一してやわらかに。
・住宅性能に自信があるから区切りを減らしたり大きなホールをつくってもエアコン一台♪
・素材だけではなく職人の技を最大限に引き出しオリジナルな収納や家具をつくり他にはない施設をより現実的に。
・利用者主体なデイサービスへのお手伝い♪